[メイン] GM : はい
[メイン] GM : 準備がいいか教えてください
[メイン] 琴浦さん : 教えます!
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 教える
[メイン] 組分け帽 : ぐりふぃんどおおおおる!
[メイン] GM : 出航だァ~
[メイン] 琴浦さん : 出航だぁ~~~~!
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 出航だァ~~~!!
[メイン] 組分け帽 : あずかばああああああん!
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 開始前処理を行う
[メイン] GM : 処理が終わりました
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
ここは平和な村です
最近、近辺では人狼や幽霊と言った怪異の存在が騒がれていますが、この平和な村は台風の外です
[メイン] 琴浦さん : 「うぅぅ、こわい……」
[メイン] 組分け帽 : 「人狼…う~む…ルーピン…ぐりふぃんどおおる!」
[メイン] 琴浦さん : 「グリフィンドールなんだ!?」
[メイン] 琴浦さん : 「……?それと幽霊……?」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「なんだべ、こわいっぺな~」
[メイン] 琴浦さん : 「あ、お疲れ様ですジェイソンさん」
[メイン]
古明地さとり(初日犠牲者) :
「ふむ、こわい──ええ。皆まで言わずとも私には分かります、琴浦。
人狼の噂ですね?どうです?当たっているでしょう」
[メイン]
琴浦さん :
「うっ……!?」
ぎくり。
[メイン] 琴浦さん : だらだらだらーと汗。
[メイン] 組分け帽 : choice ぐり すり はふ れい (choice ぐり すり はふ れい) > すり
[メイン] 琴浦さん : 「……正解です、さとりちゃん……」
[メイン] 組分け帽 : 「スリザリン!」
[メイン] 琴浦さん : 「スリザリン!?(^^)スリザリン!?(^^)」
[メイン] 古明地さとり(初日犠牲者) : 「読心と言う完璧な能力を持つ私には丸わかりですが、だれもが私のように完ぺきではないので心情は端的に言うべきではありませんねぇ」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「はえ~、さとりさんはすげ~べ」
[メイン] 琴浦さん : 「うぅぅ……肝に銘じまーす……」
[メイン] 古明地さとり(初日犠牲者) : 「もっと褒めることを許しましょう」
[メイン] 組分け帽 : 「う~ん…難しい…だが君はスリザリンに入れば素晴らしい魔法使いになれる」
[メイン] 琴浦さん : 「さとりちゃん、すごい!天才!スリザリン!」
[メイン]
古明地さとり(初日犠牲者) :
「スリザリン──ほうほう。私に相応しいとはどういう……
って、ねえ。ならず者の集まりじゃあないですか何を考えているのですか」
[メイン]
琴浦さん :
「で、でもほら……!魔法使いになれるってことだし……
なんだか、カッコイイよ!」
[メイン] 組分け帽 : 「う~む…トムも開心術の使い手だった…」
[メイン] 琴浦さん : 「トム!?(^^)トム!?(^^)」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「へ~!」
[メイン] 古明地さとり(初日犠牲者) : 「ふ……私はもう十一分にカッコイイので」
[メイン] 琴浦さん : 「すごい…………!」
[メイン] 琴浦さん : 「私も頑張って、みんなに追いつかないと……」
[メイン]
古明地さとり(初日犠牲者) :
「さて……」
ひたすらニヤケ顔を浮かべていたさとりだが、ふと表情を消して
[メイン] 古明地さとり(初日犠牲者) : 「今日の夜闇は暗い。皆さん、早めに家に帰るといいでしょう」
[メイン]
琴浦さん :
「うぅぅ……そうですね……」
縮こまりながら、震える。
[メイン] 組分け帽 : choice ぐり すり はふ れい (choice ぐり すり はふ れい) > すり
[メイン] 琴浦さん : 「人狼さん幽霊さん、出てきませんように……」
[メイン] 組分け帽 : 「スリザリン!」
[メイン] 琴浦さん : 「スリザリン!?(^^)スリザリン!?(^^)」
[メイン] 組分け帽 : 「寮付ゴーストは血みどろ男爵…」
[メイン]
古明地さとり(初日犠牲者) :
「決して……家の外に出てはいけないのです」
初日犠牲者は意味深にそれだけ言い残すと、ふらりと姿を消しました。
多分家に帰ったんでしょう。
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「その前に畑と動物見てくるべ、人狼に食われたらたまらん」
[メイン] 琴浦さん : 「ひぇっ……」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 農耕に行く
[メイン] 琴浦さん : 「わ、私も……!今日は宿題をしなくちゃ……!」
[メイン] 琴浦さん : ぱたぱたーっとおうちに帰る琴浦さん。
[メイン] 組分け帽 : 丁度背景でもなってるので琴浦を診断する
[メイン] 組分け帽 : choice ぐり すり はふ れい (choice ぐり すり はふ れい) > ぐり
[メイン] 琴浦さん : なんで!?(^^)なんで!?(^^)
[メイン] 組分け帽 : ぐりふぃんどおおおおる!
[メイン] 琴浦さん : !
[メイン] 琴浦さん : 宴だぁあああ~~~~~~~~~~~~~~!!
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 宴だァ~~~~~!!!
[メイン] 組分け帽 : 「だが君はスリザリンに入れば偉大な魔法使いになれる…」
[メイン] GM : 宴だァ~~~!!
[メイン] 琴浦さん : 「!?」
[メイン] 琴浦さん : 「スリザリンは嫌だ……スリザリンは嫌だ……」
[メイン] 琴浦さん : 南無南無と手を合わせてる。
[メイン] 組分け帽 : 「そうか…ならばあえて…」
[メイン] 組分け帽 : 「あずかばああああん!」
[メイン] 琴浦さん : 「おわァァァアアアア~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!??!?!?!?!?!?!?!?」
[メイン]
琴浦さん :
そうして私はアズカバンに連れていかれました
これからどうなってしまうのでしょうか
[メイン] 琴浦さん : つづく
[メイン] GM : あなたたちはこうして寝床に着きました
[メイン] GM : 楽しい明日になるといいですよね
[メイン] GM : ならないけど
[メイン] 琴浦さん : (でしょうね)
[メイン] GM : そして戦慄の夜が訪れる……
[メイン] GM : 夜時間を45分まで与える
[メイン] GM : 夜明けの処理を行います
[メイン] GM : お待たせしました
[メイン] GM : 夜が明けました
[メイン]
琴浦さん :
「おはよぉーー…」
伸びをしながらアズカバンから帰ってくる
[メイン] 組分け帽 : choice ぐり すり はふ れい (choice ぐり すり はふ れい) > すり
[メイン] 組分け帽 : 「スリザリン!」
[メイン] 琴浦さん : 「スリザリン!?(^^)スリザリン!?(^^)」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「おかえんなさい」
[メイン] 琴浦さん : 「た、ただいまー」
[メイン] 組分け帽 : 「だが君がスリザリンに入ればもっと早く帰ってこられた」
[メイン] 琴浦さん : 「どうしてそんなにスリザリンに入れたがるの……!」
[メイン] 琴浦さん : 「……あれ?そういえば……さとりちゃんは?」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「そういえば見かけねえべ」
[メイン] 組分け帽 : choice ぐり すり はふ れい (choice ぐり すり はふ れい) > れい
[メイン] 組分け帽 : 「レイブンクロー!」
[メイン] 琴浦さん : 「レイブンクロー!?(^^)レイブンクロー!?(^^)」
[メイン] 琴浦さん : 「と、とにかく心配だから……見に行かなくちゃ!」
[メイン] 琴浦さん : というわけでさとりちゃんのおうちに行く私でした
[メイン] 組分け帽 : 「明晰すぎる頭脳は時に…好奇心は猫をも殺す」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 行くぞ行くぞ行くぞ
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
さとりの家を訪ねたあなたたちの視界に映るのは赤い光景でした
鉄臭い匂いに、それが夥しい量の血液であることが分かります
扉を開いた瞬間、理性で理解するより先に直感するでしょう。
[メイン] GM : この場で、人が死んだ。
[メイン] 琴浦さん : 「なっ………!?……おぇっ……」
[メイン] GM : 続いて、あなたは手だけが不自然に血溜まりから見えることに気付くかもしれませんね。
[メイン] 琴浦さん : 「げほっ……おぇぇっ……」
[メイン] GM : ……繋がっている体はどこに?
[メイン] 組分け帽 : choice ぐり する れい はふ あず (choice ぐり する れい はふ あず) > れい
[メイン] 琴浦さん : あまりの凄惨な光景に、口元を抑えるも、吐瀉物は胃から逆流。
[メイン] 琴浦さん : 「…………っ!」
[メイン] 組分け帽 : 「レイブンクロー!」
[メイン] GM : 彼女だったはずの、華奢な手だけが血だまりに浮いています。
[メイン] 琴浦さん : 「ひぃっ……!?」
[メイン]
ジェイソン・ボーヒーズ :
「…ど!?どうしたんだべ!?」
琴浦の異様な様子を見て
[メイン] 琴浦さん : 「ジ、ジェイソンさんっ……!あ、ああ、ぁぁぁ……!!」
[メイン] GM : もしもあなたに素晴らしいアイデアを思いつくだけの思考能力が残っているなら、彼女の体が恐るべき殺人者の手によってバラバラにされたのかもしれないと思うかもしれませんね。
[メイン] 琴浦さん : 「さ、とりちゃんの、手、が………ああ、あぁぁぁ」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「……!!」
[メイン] 琴浦さん : ぼろぼろと涙を流す、思考が追い付いていない様子。
[メイン] 琴浦さん : 「ど、どうしてこんなことになっちゃったの………!?」
[メイン] 組分け帽 : 「う~む…ばらばら」
[メイン] 琴浦さん : おぇっ、と胃から込み上げるものが、さらに。
[メイン] : 「────こ~んちわ」
[メイン] 組分け帽 : 「継ぎはぎ…」
[メイン] : 琴浦の両肩に、手が乗せられる。
[メイン] 琴浦さん : 「……ひぃん!?」
[メイン] 琴浦さん : 体がびくりと跳ね上がる。
[メイン] 琴浦さん : 「だ、誰!?」
[メイン]
花子くん :
その姿は少年だった。
にこりと、琴浦に笑いかける、無邪気そうな顔をした少年。
[メイン] 琴浦さん : そして、咄嗟に後ろを振り向くと……。
[メイン] 琴浦さん : 「…………!?あ、あなたは……!?」
[メイン] 花子くん : 「ん~~……幽霊つったら、信じる?」
[メイン]
琴浦さん :
警戒の色が顔に浮かぶ。この村にはいない住民の姿があったからだ。
そして何よりも、今この場は殺人現場だ。
見ず知らずの者が現れたことは、琴浦の心境に波打つものがあっただろう。
[メイン] 花子くん : あくまでおどけた様子で笑いつつも、奥の赤色を見て。
[メイン] 琴浦さん : 「─────えっ」
[メイン] 組分け帽 : choice ぐり する れい はふ あず (choice ぐり する れい はふ あず) > れい
[メイン] 琴浦さん : 目をぱちぱちとさせながら。
[メイン] 組分け帽 : 「レイブンクロー!の寮付ゴースト!」
[メイン]
花子くん :
「ま、俺のことはいいからさ
とりあえず休みなよ、今んとこはさ」
[メイン] 琴浦さん : 薄橙色の髪の、小さな少女は、小さく震え。
[メイン] 花子くん : 琴浦の目に手をかざしつつ。
[メイン]
琴浦さん :
「で、でも……」
そぉっと、現れた少年に手を伸ばし、触れようとする。
[メイン]
花子くん :
「お?レイブンクロー?
よくわかんないけど楽しそうだし、それにしよ~!」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「その少年の言う通りだ、こっからはなれんべ」
[メイン] 花子くん : すかっ。
[メイン] 琴浦さん : 「─────!?」
[メイン] 琴浦さん : ほ、本当だ………!?触れ、られない……!?
[メイン]
琴浦さん :
この子が言ってることは、本当……!
……ゴースト……幽霊……!
[メイン] 花子くん : 「へへ、びっくりしすぎて顔が可愛くなってるぜ?」
[メイン] 琴浦さん : ごくりと唾を飲み込みながらも、ジェイソンの言葉に頷き。
[メイン] 花子くん : けらけらと笑いながらも、ジェイソンに頷きつつ。
[メイン]
琴浦さん :
「ふぇっ………!?!な、何を言ってるんですかぁ!?」
ぽかぽかと殴ろうとするも、それは宙を舞う。
[メイン] 琴浦さん : 「………待って、私……!」
[メイン]
琴浦さん :
そして血だまりの方へと走り、ぴちゃぴちゃという音を立てながら
膝を底につけ、さとりのものであった手を、拾う。
[メイン] 琴浦さん : 「………私、せめて……さとりちゃんを、一人にしたくなくて……」
[メイン]
花子くん :
「…………」
その様子を見て。
[メイン]
琴浦さん :
とっくに冷たくなってしまった、少女の手を、強く握り締めながら
また琴浦は、静かに肩を震わせながら泣き始める。
[メイン] 琴浦さん : 「………ねぇ、幽霊さん……」
[メイン]
花子くん :
「……いい子だね~、お嬢ちゃん
だけどまあ、村の仲間なんだろ?
他のきみらにも、吐露してもいいじゃないの~?」
[メイン]
琴浦さん :
声を震わせながら、さとりのものだった手を握りながら。
背中越しに語り掛ける。
[メイン] 花子くん : ん?と首を傾げる。見えないけど。
[メイン] 琴浦さん : 「……誰が、さとりちゃんをこんな目に遭わせたのか、知ってるの……?」
[メイン]
琴浦さん :
涙をごしごしと袖で拭き、眉をキッ!と吊り上げ、立ち上がり
現れた少年を強く見つめる。
[メイン] 花子くん : 「ん……そりゃ~~、ねえ」
[メイン] 琴浦さん : 「……………!」
[メイン]
花子くん :
「それがわかりつつ、止められなかったのは俺の責任かな……
だけどさ、お嬢ちゃん、いいのかな?」
[メイン] 琴浦さん : 「………え……?……いいって……な、何が、ですかっ……!?」
[メイン] 花子くん : 座り込み、彼女と視線を合わせ、じっと見返す。
[メイン] 琴浦さん : 脚の震えは止まらずとも、真っ直ぐと少年を見つめたまま。
[メイン]
花子くん :
「……俺が幽霊なんてトンチキ、怪しいに決まってるだろ?
それにさ、もし俺が本当のことを言っていたとして……」
[メイン] 花子くん : 組み分け帽、ジェイソン、そして───琴浦。
[メイン] 花子くん : 「アンタらの誰かが、人殺しってわかるんだぜ」
[メイン] 琴浦さん : 「…………」
[メイン] 花子くん : 笑うことなく、真剣な目で。
[メイン] 琴浦さん : 「………それでも私は、知りたいよ」
[メイン]
琴浦さん :
「さとりちゃんが、どうして死ななくちゃいけなかったのか
……それを知らずに逃げるのは……嫌だもん
同じ村の仲間として……住民として……それに」
[メイン]
琴浦さん :
「……もしあなたが人狼さんだとしたら、ここに現れるメリットがない
…………違いますか?」
[メイン] 花子くん : 「……ありゃ、痛い所を突かれちゃったな」
[メイン] 花子くん : 正解、と両手と振りながら。
[メイン]
花子くん :
「フツーの人はね、ビビるか俺のことを信じないかの二択なんだけどね~……
ま、信じてくれたお礼ってとこかな」
[メイン] 琴浦さん : ごくりっ、と固唾を飲み込む。心臓の鼓動はずっと琴浦の体内でなり続ける。
[メイン] 花子くん : 透ける手で琴浦の頭を撫でるそぶりを見せて。
[メイン] 花子くん : 「────ジェイソン、アンタ昨日の夜は何してたんだい?」
[メイン] 琴浦さん : ひゃっ……!?と小さな悲鳴。
[メイン]
琴浦さん :
「………え?」
ちらりと、ジェイソンさんの方を向く。
[メイン] 琴浦さん : 「な、何って……ジェイソンさんは畑を見に行ったはずじゃ……?」
[メイン] 琴浦さん : 意図がまだ読めず、目をぱちぱちとさせながら。
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「そうだべ」
[メイン] 組分け帽 : 「う~む…アズカバンに行っていたという琴浦が一番アリバイがない…」
[メイン]
花子くん :
「え~、そんなことないだろ?」
ブーブーと口を尖らせつつ。
[メイン] 琴浦さん : 「!?」
[メイン] 組分け帽 : 「う~む…そんな簡単にでてこれるところではない…」
[メイン] 琴浦さん : 「!?!?」
[メイン] 花子くん : 「昨日の夜、アンタはその鋭い鉈で、畑じゃない、人を斬ってたんだから」
[メイン] 琴浦さん : 「……へっ……!?」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「いやだべこの子とんでもない事言う…」
[メイン] 組分け帽 : 「興奮せずに、お任せを!君を私の手にゆだね(私は手なんかないけれど)だって私は考える帽子!」
[メイン]
花子くん :
「お、それならよかった~……
間違ってたら、飛んだ外れじゃん」
組み分け帽に笑いつつ。
[メイン] 組分け帽 : 「う~む…第一発見者が一番怪しい…」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「急に現れて犯人扱いとかどう考えても怪しいべ…」
[メイン] 組分け帽 : 「現場に一番最初にいて何もかも見てきたかのようにいうのは…」
[メイン] 組分け帽 : choice ぐり すり はふ れい (choice ぐり すり はふ れい) > すり
[メイン] 組分け帽 : 「スリザリン!」
[メイン] 琴浦さん : 「!?」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「どゆ意味?」
[メイン] 花子くん : 「…………スリザリン?」
[メイン] 組分け帽 : 「どんなことも狡猾にやり遂げるもの…」
[メイン] 花子くん : こてん、と首が傾げた。
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「なるほど…」
[メイン] 琴浦さん : 「えっえっ」
[メイン] 組分け帽 : 「う~む…探偵役をやれば犯人候補からは外れられる…」
[メイン]
花子くん :
「え~~~!そりゃないでしょ!
俺琴浦のこと信じたから出てきたんだぜ~!」
またもブーブーって口を尖らせつつ。
[メイン] 花子くん : 「つーか、ずっと仮面付けてて凶器持ってる方が怪しくねえ?」
[メイン] 琴浦さん : 「!……ゆ、幽霊さん……」
[メイン]
琴浦さん :
「それはそう」
それはそう。
[メイン] 組分け帽 : 「う~む…確かに怪しいが決定的証拠ではない…」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「仕事道具持ってるだけだべ?」
[メイン] 組分け帽 : 「むしろその格好で本当にやる方が…」
[メイン] 組分け帽 : choice ぐり すり はふ れい (choice ぐり すり はふ れい) > すり
[メイン] 組分け帽 : 「スリザリン!」
[メイン]
花子くん :
琴浦の背後でくっつくようにふわふわと浮いている。
時々すり抜けてけらけらと笑いつつ。
[メイン] 琴浦さん : 「!?」
[メイン] 花子くん : 「スリザリン」
[メイン] 組分け帽 : 「狡猾な知能を持つものならやらないだろう。自分がやったというようなものだ」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「それはそう」
[メイン] 組分け帽 : 「ましてや死体をばらばらにするような念入りなものがだ」
[メイン]
花子くん :
「そんな事がこのか弱い女の子に出来るかねえ?
ま、ど~も疑い深いみたいだね」
[メイン] 花子くん : ふう、と息をつき、近くにあった椅子に座るようにして、浮きながら。
[メイン] 琴浦さん : 「わ、私は!犯人じゃありません!」
[メイン] 組分け帽 : 「う~む…アズカバンに行ったのが嘘ならば…いくらでも時間はある」
[メイン] 組分け帽 : 「そして人間は時に限界を超える」
[メイン] 花子くん : 「それ行かせたのアンタじゃないの……?」
[メイン]
琴浦さん :
「それはそう」
それはそう。
[メイン] 組分け帽 : 「う~む…帽子に言われたから本当に行くか?そして入れてもらえるか?」
[メイン] 琴浦さん : 「入れてもらえないからわざわざ向こうで泊まってきたんだよぉ!?」
[メイン]
花子くん :
「おいおい、もっと自信持てよ~!
アンタの未来を見る力は凄いんだろ? んで、そこの子は信じたんじゃないのかね」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「行ったには行ったんだ…」
[メイン] 琴浦さん : 「はい……」
[メイン] 組分け帽 : 「う~む…つまりその結果がアズカバンということはだ…潜在的犯罪者…」
[メイン]
花子くん :
「ほら、偉いじゃん」
けらけら笑いながら、また頭を撫でようとする。うっとおしいくらいに。
[メイン]
琴浦さん :
「ちょっ、そ、それだめ……!く、くすぐったいです!
実際にはくすぐったくはないですけど……!」
[メイン] 琴浦さん : あたふたとしながら。
[メイン] 花子くん : けたけた、その様子に笑いながら。
[メイン] 花子くん : 「ま、そだね~」
[メイン] 組分け帽 : 「う~む…とはいえこうしていても水掛け論」
[メイン]
花子くん :
「ここで話してもらちが明かない
んなら、各々怪しい人を選べばいいんじゃない?」
[メイン] 組分け帽 : 「やるしかあるまい…誰を釣るか投票を」
[メイン]
琴浦さん :
「…………!」
ごくりっ、と唾を飲み込む。
[メイン]
花子くん :
「お、被った~」
組み分け帽にけらけらと笑い。
[メイン] 組分け帽 : 「う~む…悔い無きよう…恨みっこなしで」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「やるしかないべ…」
[メイン] 琴浦さん : 花子くんに、手をくいくいと。
[メイン] 花子くん : 「俺は部外者だし、立ち入りは出来ないけどさ~ ……ん?」
[メイン] 琴浦さん : そして耳元で、こそこそ。
[メイン] 花子くん : 首を傾げて、そちらの方に。
[メイン] 組分け帽 : 「人狼…いやそもそも人狼なのかこれは」
[メイン] 組分け帽 : 「ただの殺人事件…?」
[メイン] 組分け帽 : 「私たちに裁く権利はあるのか…」
[メイン] 組分け帽 : choice ぐり すり はふ れい (choice ぐり すり はふ れい) > はふ
[メイン] 組分け帽 : 「ハッフルパフ!」
[メイン] 組分け帽 : 「私の心は決まった」
[メイン] GM : そして戦慄の投票時間が訪れる……
[メイン] 組分け帽 : s1d1 自分 (1D1) > 1
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : S1d1 琴浦 (1D1) > 1
[メイン] 琴浦さん : sc1 組分け帽 c(1) > 1
[メイン] 花子くん : S1d1 組み分け帽 (1D1) > 1
[メイン] GM : 開票
[メイン]
GM :
組み分け帽2票
ジェイソン1票
投票の結果、組み分け帽が処刑の対象に選ばれた
[メイン] 組分け帽 : 組分け帽が縄に釣られていくと
[メイン] 組分け帽 : 途中で人数分の帽子となって降り注いだ
[メイン] 琴浦さん : 「………よし!」
[メイン] 組分け帽 : そしてそれぞれの頭の上にかぶさる
[メイン] 花子くん : 「おお~!?」
[メイン] 花子くん : 学生帽の上に、組み分け帽が被さるように。
[メイン]
組分け帽 :
私はきれいじゃないけれど
人は見かけによらぬもの
私をしのぐ賢い帽子
あるなら私は身を引こう
山高帽子は真っ黒だ
シルクハットはすらりと高い
私はホグワーツ組み分け帽子
私は彼らの上をいく
君の頭に隠れたものを
組み分け帽子はお見通し
かぶれば君に教えよう
君が行くべき寮の名を
[メイン]
組分け帽 :
グリフィンドールに行くならば
勇気ある者住まう寮
勇猛果敢な騎士道で
他とは違うグリフィンドール
[メイン]
組分け帽 :
ハッフルパフに行くならば
君は正しく忠実で
忍耐強く真実で
苦労を苦労と思わない
[メイン]
組分け帽 :
古き賢きレイブンクロー
君に意欲があるならば
機知と学びの友人を
ここで必ず得るだろう
[メイン]
組分け帽 :
スリザリンではもしかして
君はまことの友を得る
どんな手段を使っても
目的遂げる狡猾さ
[メイン]
組分け帽 :
かぶってごらん!恐れずに!
興奮せずに、お任せを!
君を私の手にゆだね(私は手なんかないけれど)
だって私は考える帽子!
[メイン] GM : では
[メイン] GM : choice [ぐり,すり,はふ,れい ] 琴浦 (choice [ぐり,すり,はふ,れい ] 琴浦) > 琴浦
[メイン] GM : ファック!
[メイン] GM : GM権限で何もありませんでした。
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : わかった
[メイン] 組分け帽 : choice 琴浦ぐり すり はふ ,れい (choice 琴浦ぐり すり はふ ,れい) > ,れい
[メイン] 組分け帽 : choice ジェイぐり すり はふ ,れい (choice ジェイぐり すり はふ ,れい) > ,れい
[メイン] 組分け帽 : choice 花子ぐり すり はふ ,れい (choice 花子ぐり すり はふ ,れい) > すり
[メイン] GM : では
[メイン] GM : 各員の陣営が置き換わります
[メイン]
GM :
琴浦とジェイソンがレイヴンクロー陣営、
花子がスリザリン陣営となります
[メイン] GM : そして戦慄の夜が訪れる……
[メイン] GM : 夜時間は46分まで
[メイン] GM : ちょい延長
[メイン] 琴浦さん :
[メイン] 琴浦さん :
[メイン] 琴浦さん :
[メイン] 琴浦さん : その夜、私は………その足を、とある家へと運ばせていた。
[メイン]
琴浦さん :
その日は、雨でした。
……どんよりと、暗い空の下、私は……。
[メイン]
琴浦さん :
「………」
額を濡らす雨が、今の気持ちをよく表している。
[メイン] 琴浦さん : ……ジェイソンさんが、本当に犯人なら、きっと……。
[メイン] 琴浦さん : ごくりと、唾を飲み込み、そしてジェイソン家の扉をノック。
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : タタタタ…
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「は~い…あら琴浦ちゃんだべ?夜にどした?」
[メイン] 琴浦さん : 「………ジェイソンさんの様子を、見に来ました」
[メイン] 琴浦さん : ……普通そうな、いつものジェイソンさん……。
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「あらそりゃ奇遇だ!」
[メイン] 琴浦さん : 「………え?……もしかして、ジェイソンさんも……?」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「んだべ!丁度」
[メイン] 琴浦さん : 少し眉を顰めながら、自分よりも遥かに背の高いジェイソンを見上げ。
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「俺も同じことを思ってたよ」
[メイン] 琴浦さん : 「………そ、それって……」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 手から鉈を取り出し
[メイン] 琴浦さん : 悪寒が、走る。
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : ぶった切る
[メイン] 琴浦さん : 「ひっ──────────」
[メイン] 琴浦さん : 「─────ぐ、げ……」
[メイン] 琴浦さん : その心を読むことは、敵わなかった。
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「……悪いな琴浦」
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「この町は確かに素敵な場所だ」
[メイン]
琴浦さん :
琴浦の、小さな体は鉈によって、文字通り真っ二つにされる。
それは、一瞬の出来事だった。
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「だが」
[メイン]
琴浦さん :
暗い、どんよりとした雨の日。
泥色の地面に、朱が広がっていく。
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 「そんな事で俺の欲求は止まらない」
[メイン]
琴浦さん :
ぴく、ぴくぴく、と、まだ意識があるのか、それとも生理反応なのか
指が動く、下半身を無くした上半身。
[メイン]
琴浦さん :
断面からは、どろりと、少女の体を支えていた脊髄
そして、内臓が漏れ出す。
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : そしてその足で畑に行き、
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 動物たちを
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 放してやる
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : ……もうこの町に用はない
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 流離うように
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ : 次の村へ……
[メイン] ジェイソン・ボーヒーズ :
[メイン] GM : レイヴンクロー陣営の数が最多となりました
[メイン] GM : 村人を全滅させた人狼は、次の獲物を求めて新たな村に旅立ちます
[メイン] GM : レイヴンクロー陣営の勝利です
[メイン]
GM :
[メイン] 花子くん :
[メイン] 花子くん :
[メイン]
花子くん :
幽霊というものは、何も成すことはできない。
ただ口を動かして唆して、どうにかいいように変えようと願うだけ。
[メイン]
花子くん :
夜になれば、俺は姿が消える。
その代わり、透明な姿で事件を知ることも出来る。
[メイン] 花子くん : 俺は彼女を止めることは────できなかった。
[メイン] 花子くん : ただ、無残に、彼女の悲鳴を、彼女の臓物を、彼女の血を、流されていくところを見ていただけ。何も、成せはしない。
[メイン]
花子くん :
ふわりと近づき、琴浦を見やると。
もはや彼女は動くこともなく、体は雨に濡れ、動物たちが踏み荒らした跡が見える。
[メイン] 花子くん : 「…………ッ!」
[メイン] 花子くん : ギリリリ、と歯を食いしばり、拳で地面を叩く。
[メイン] 花子くん : 何度も、何度も、何度も。
[メイン] 花子くん : 「……俺は、信じてくれた奴のことも、助けられなかったッ……!!!!」
[メイン] 花子くん : 無力感のあまり、せめて、彼女の亡骸に触れようとするも。
[メイン] 花子くん : するり。
[メイン] 花子くん : と抜けて出てしまい。
[メイン] 花子くん : 「………クソ」
[メイン]
花子くん :
雨がぽつぽつと降りしきる中。
唇をぎゅっと噛みながら。
[メイン] 花子くん : 「……名前も、知れなかったんだぞ」
[メイン] 花子くん : そう呟いて、消える。
[メイン] 花子くん :
[メイン]
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後日、とある村にまるで何かを守るような幽霊がいるとの噂が立った。
所詮廃村であるため、誰も行くことはなかった。
[メイン] :
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